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ルール
管理人の部屋

1 名前:案内人らしき人 ◆sOd6tK7i/6:2009/09/12 15:51:00 IP:122.218.244.42
願望のVですね、、、

ルール

・荒らしは無視してください
・一行レスは駄目です
・皆楽しくやってください

それでは、、、、、ご自由にお入りください、、、

132 名前:夜流:2009/09/14 09:39:00 IP:124.27.94.164
××人の夢、と書いて儚い××

刹那の時さえも
人は夢見、
歩む。
自分の儚き思いを
胸に秘めて。

「すごいな・・。」
みやびは感嘆する。
彼の夢に、彼の志に。
そして鏡に映る自分を見た。
ゆずきの手で可憐にきらめく姿。
しかし、みやびの見るものは「そこ」ではない。
ーわたしに、できることをする。
つい最近思った、持った、誓い。
ー今は何?
「どうしたの。」
ゆずきが不思議そうに覗きこんでくる。
「・・・、なにをしてほしい?」
「は?」
「なにか、お礼、とか・・・。」
ゆずきはいきなり張り出された疑問に、
少し考え、
可憐な唇を開いた。
「うれしい?」
それは、
ゆずきのことではない。
みやびのことだった。
「・・?、うん。」
みやびは少しとまどい、
うなずいた。
うれしい。
それにウソはない。
「それで、いい。」
ゆずきは、
今度は、可憐にというよりも、
りりしく、
微笑む。
「それだけ?」
みやびは納得のいかない気持ちでいった。
「うん。」
ゆずきはなんのためらいもなくうなずく。
大きなことではないけれど、
最大限の
小さな幸せ。
みやびではなく、ゆずきに見つけられる幸せ。
『自分が誰か喜ばせること。』

「_、じゃあ、今日はありがとう。」
辺りが薄暗くなったころ、
みやびはゆずきの家の玄関先にいた。
「べつに。」
ゆずきは自画自賛するでもなく、
みやびのお礼を受け取る。
「ねえ。」
「ん?」
みやびは伝えることにした。
彼なら、
という思いから。
悩み、こたえの出ないこの疑問を、
今ならー、
「どうしよもなく誰かが気になって、」
この時ならー、
「すぐに心臓があつくなったり、おかしくなったりする、」
夕焼けが満たす、
この刹那にー、

「この気持ちは、なに?」

ゆずきが淡く夕焼けに染まる瞳で、
目の前の少女を映しながら、
「それは。」
少しの間を置いて、
「恋じゃない。」

一人の少女が、
また、
儚き思いを、
強くする。


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