- 1 名前:案内人らしき人 ◆sOd6tK7i/6:2009/09/12 15:51:00 IP:122.218.244.42
- 願望のVですね、、、
ルール
・荒らしは無視してください
・一行レスは駄目です
・皆楽しくやってください
それでは、、、、、ご自由にお入りください、、、
- 693 名前:夜流:2009/10/04 13:39:00 IP:124.27.94.181
- ××届かない言の葉××
あいまいな思いは
儚くて。
少しの闇に
埋もれる。
宵闇がやってくる。
夜でもない夕焼けでもない。
あいまいすぎる時間。
「×たま!」
しゅごキャラ達が鋭く反応した。
「え!?」
ガーディアンの使命の一つ、
×たま狩り。
それが、
「よし!どっちのほうだ!?」
今、
「まずは、」
「うん。」
「キャラチェーンジ!」
動き出す。
「こっち!」
しゅごキャラ達が誘うがままに
方向を変える。
あいまいな闇を突き破るように疾走する。
灯りはじめる街灯。
「あれ!」
しゅごキャラ達が一点を指さした。
その中に、
夜よりも黒い、×たまが数個浮かぶ。
「来たか。」
少年がいる。
「おまえは!」
みやびのあどけない無垢な瞳がつり上がる。
ーあの時の!
臨海学校で出逢った、
人のたまごをもてあそぶ少年。
「さっきちょうどよく
バンドだとかで騒いでいる奴らがいたからな・・。
もらってきた。」
辛辣すぎる言葉を無表情で、
機械のようにただ報告する。
「バンド、て、まさか兄ちゃんの・・!?」
和樹が驚愕と絶望の声で叫んだ。
「さぁな。」
知ったことではない、という調子で
軽く受け流す。
「わたしのココロ アンロック!」
シャン!
光が放出し、溢れかえる。
そして。
キン!
光が弾け飛んだ。
そこに立つのは、
可憐ながらも、凛々しく、勇ましい姿ー。
「プレイフルスパーク」
名乗る。
キラキラと跳ぶ光の粉が
みやびの戦装束、あるいは
「なりたい自分」を
いっそう美しく飾る。
同時に、
ぽん!
数個の×たまが弾けたかと思うと、
「あぁ・・!」
そこに在るのは
黒き漆黒の姿、
×キャラだ。
「兄ちゃん・・!」
和樹の絶望と悲しみの声も、
「レディ〜ゴ〜!!」
今は届かない。
それどころか、
ギュィィィン・・・!
「うあ!?」
頭の中に反響するような嫌な音。
ー気持ち悪い・・。
ズダンダダン!!
弾ける音が、
あの勇ましく激しい音が、
今では。
誰かを苦しめる。
エネルギーが弾けて衝撃波に押される。
一つ一つのエネルギーは大したモノではないが、
続けてくるとやっかいだ。
「くっ!」
近づくことさえ叶わない。
「兄ちゃん!!」
届かない。
どんな言の葉も。
ーっくう・・。
あいまいな闇の中、
ただそれだけが、
はっきりと響く。
強き思いは
せつなくて。
辛き光のなかさえも
生き残る。
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